長い間幻聴に苦しんでこられた患者さんに来ていただいています。
患者さんの幻聴は自分を脅す内容で、恐怖にさいなまれてズッと苦しんでこられました。
中国医学では、臓腑と感情は密接につながっていると考えています。
(舞い上った)喜びは心臓、悲しみは肺臓、怒りは肝臓、思い悩みは脾臓のとつながっていると考えてます。そして腎臓が弱まると、恐怖の感情におそわれると考えています。
この患者さんは医者より幻聴をおさえるための薬を処方されています。しかし薬の服用は副作用があり、倦怠感に襲われるよう言うことでした。
この患者さんの体をみせてもらうと腎虚の徴候がいくつかありました。
今も幻聴が聞こえて苦しいと言う訴えがありましたので、腎臓を補うために、足首の太𧮾に鍼を刺入して、気を送りました。
しばらく気を送っていると「幻聴が消えました」とにっこりされました。
私のほうも鍼で幻聴が消えたというのは初めての経験でしたので、びっくりしました。
中国鍼灸は病名に対して鍼を行うのではなくて、証を立ててそれで治療を行います。この患者さんに私が立てた証は腎陽虚証でした。この証が正しかったので、幻聴も消えたのです。
中医学のすごさを改めて感じました。中医学の原理を発見された先人に感謝以外にありません。
まさに心身一如なのですね。
精神科のお医者さんにも、幻聴の方に鍼治療をしていただくと副作用なく症状が改善される方が他にもあるのではないかと思います。
しかし考えてみると腎臓の弱まりが幻聴をもたらすとなるとだれもが幻聴にかかる可能性を持っていると言うことです。この患者さんの苦しみは人ごとではないですね。
2011年11月30日
2011年11月10日
座骨神経痛の患者さん
ここ何人か座骨神経痛の患者さんがつづき、しかも同じ原因でした。
一人はアメリカのニューヨークから小浜市の市民グループの招待で来日している
50才を過ぎたモダンアートの芸術家の方。
世話人のかたから電話があり、腰痛で作品の制作が期日までにはできないので、見てほしいとのこと。今までも仏国寺で修行中のイスラエル、ポーランド、カナダ、からこられた雲水さんをみせてもらったことがある。今までは片言の私の英語で何とか対処できてきた。それができたのは来ていただいた方も片言の日本語ができたから。今回の方は来日したばかりで全く日本語は分からない方。
焦ってしまい、和英、英和の辞書を買い求めた。
しかし足を引きずりながら来てももらったときは通訳の女性がついていてほっとした。
様子を聞くとニューヨークから痛みが出て、痛み止めの注射を打って日本に来たとのこと。
奥さんがニューヨークで鍼治療を受けたら一度で治ったので、日本で鍼治療を受けたいとのこと。
これには少しプレッシャ−。本場の東洋・日本で治らなかったら責任重大。このときは日本の鍼灸界を背負っているような気持ちになってしまいました。
体をみせてもらい、最後に舌をみると舌がべっとりした苔で表面が白くなっていた。これは典型的な湿痰のしるし。そこで化痰のために右の公孫を5分あまり瀉していく。そするとああ楽になってきましたという。歩いてもらうと腸骨の骨際下がまだすこし痛いとのこと。これも典型的な靱帯痛。靱帯を司っているのは肝臓。そこで曲泉を補す。数分補していると全く痛みはなくなりましたという。
歩いてもらうと全く問題なし。喜んで帰ってもらった。
3日後念のためにもう一度来てもらうようにいっていたが、電話が入り、アート制作で時間がありません。痛みも全くありません。キャンセルさせてもらってもいいですか、ということ。痛みがなければもちろんOK.
同じような痰湿の患者さんが連続して4人続いた。3回治療の方のぞいてあとは全て一回で治療が終了した。
病院ではこの座骨神経にたいして痛腰椎ヘルニアの診断をされて治療を受け、治らなくてくる方が多い。整形外科ではどのような治療になるのだろうかと思ってしまう。
一人はアメリカのニューヨークから小浜市の市民グループの招待で来日している
50才を過ぎたモダンアートの芸術家の方。
世話人のかたから電話があり、腰痛で作品の制作が期日までにはできないので、見てほしいとのこと。今までも仏国寺で修行中のイスラエル、ポーランド、カナダ、からこられた雲水さんをみせてもらったことがある。今までは片言の私の英語で何とか対処できてきた。それができたのは来ていただいた方も片言の日本語ができたから。今回の方は来日したばかりで全く日本語は分からない方。
焦ってしまい、和英、英和の辞書を買い求めた。
しかし足を引きずりながら来てももらったときは通訳の女性がついていてほっとした。
様子を聞くとニューヨークから痛みが出て、痛み止めの注射を打って日本に来たとのこと。
奥さんがニューヨークで鍼治療を受けたら一度で治ったので、日本で鍼治療を受けたいとのこと。
これには少しプレッシャ−。本場の東洋・日本で治らなかったら責任重大。このときは日本の鍼灸界を背負っているような気持ちになってしまいました。
体をみせてもらい、最後に舌をみると舌がべっとりした苔で表面が白くなっていた。これは典型的な湿痰のしるし。そこで化痰のために右の公孫を5分あまり瀉していく。そするとああ楽になってきましたという。歩いてもらうと腸骨の骨際下がまだすこし痛いとのこと。これも典型的な靱帯痛。靱帯を司っているのは肝臓。そこで曲泉を補す。数分補していると全く痛みはなくなりましたという。
歩いてもらうと全く問題なし。喜んで帰ってもらった。
3日後念のためにもう一度来てもらうようにいっていたが、電話が入り、アート制作で時間がありません。痛みも全くありません。キャンセルさせてもらってもいいですか、ということ。痛みがなければもちろんOK.
同じような痰湿の患者さんが連続して4人続いた。3回治療の方のぞいてあとは全て一回で治療が終了した。
病院ではこの座骨神経にたいして痛腰椎ヘルニアの診断をされて治療を受け、治らなくてくる方が多い。整形外科ではどのような治療になるのだろうかと思ってしまう。
2011年09月29日
心機一転
今まで中国医学と鍼灸学を学ぶのに気持ちが忙しく、ブログを書く余裕がありませんでした。
ようやく気持ちと時間に余裕が出来てきました。
これから時々記事をアップしていきます。
鍼灸院を開院して7年目に入ります。
開院当初は今から思えば何もわかっていなかったと思います。
冷汗ものです。
今まで来ていただいた患者さんに本当に感謝です。患者さんの体から多くのことを現実に教えてきただきました。
そして中国、日本の鍼灸界の先達にも感謝します。先達の血のにじむような治療経験から導き出し残
していただいた理論と経験により今では私もほぼあらゆる疾患に対応することが出来るようになりま
した。癌でこられた患者さんの中からも回復される方が出てきました。鍼灸界の先達に本当に感謝し
ます。ありがとうございます。
これから学ばせていただいたことを書かせていただきます。
よろしく。
ようやく気持ちと時間に余裕が出来てきました。
これから時々記事をアップしていきます。
鍼灸院を開院して7年目に入ります。
開院当初は今から思えば何もわかっていなかったと思います。
冷汗ものです。
今まで来ていただいた患者さんに本当に感謝です。患者さんの体から多くのことを現実に教えてきただきました。
そして中国、日本の鍼灸界の先達にも感謝します。先達の血のにじむような治療経験から導き出し残
していただいた理論と経験により今では私もほぼあらゆる疾患に対応することが出来るようになりま
した。癌でこられた患者さんの中からも回復される方が出てきました。鍼灸界の先達に本当に感謝し
ます。ありがとうございます。
これから学ばせていただいたことを書かせていただきます。
よろしく。
2008年06月10日
おも痛さ、だるさ・・・砂糖は大丈夫?
最近 患者さんで多いのが体が重い、太ももと腕がだるい、腰がだる痛い、ふくらはぎがよくつる、という訴えを聞きます。
このような患者さんは食べ物のこのみがだいたい予想できます。好みを聞くとほぼ例外なく「甘いものが好きです」の答えがかえってきます。
東洋医学的にいうと膵臓と脾臓がよわっているときにでる症状です。鍼で治療すると楽になってもらえます。
しかし、甘いもの(白砂糖)をとりつづけているとまた症状が出ます。
今まで大好物の甘い物を控えていただいた60すぎのご婦人は今も毎日体を使ったハードな仕事をしてもらっていすが、「最近は体が軽くなって、階段もすいすいと登っていける。若い子がふーふー言っているのを見るとかわいそうになる」と言ってもらっています。皆さん砂糖は本当に要注意ですね。
このような患者さんは食べ物のこのみがだいたい予想できます。好みを聞くとほぼ例外なく「甘いものが好きです」の答えがかえってきます。
東洋医学的にいうと膵臓と脾臓がよわっているときにでる症状です。鍼で治療すると楽になってもらえます。
しかし、甘いもの(白砂糖)をとりつづけているとまた症状が出ます。
今まで大好物の甘い物を控えていただいた60すぎのご婦人は今も毎日体を使ったハードな仕事をしてもらっていすが、「最近は体が軽くなって、階段もすいすいと登っていける。若い子がふーふー言っているのを見るとかわいそうになる」と言ってもらっています。皆さん砂糖は本当に要注意ですね。
2008年01月09日
はじめて記事を書きます。 はじめて記事を書きます。
私は若狭で身体とこころの癒しの仕事をさせてもらっていますが
その中で日々感じていることを書かせてもらいます。
よろしくお願いします。
その中で日々感じていることを書かせてもらいます。
よろしくお願いします。